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第41回金沢大会開催のご案内(2016/11/26-11/27)

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次回の全国ネット大会(金沢大会)のご案内を,次のとおりさせていただきますので,是非ご予定置きください。

北陸ネット事務局長の東畑建築士作成のご案内文を添付いたします。

 

なお,正式なお申込は,いつもどおり10月下旬から11月上旬に現地事務局宛にFAXにてお願いいたします。

 

◆ 大会日時:11月26日(土)~27日(日)

◆ 大会場所:金沢弁護士会館 〒920-0937 石川県金沢市丸の内7番36号

◆ 参加費用:弁護士・建築士・研究者:4,000円,一般:2,000円

*資料等の量によっては増額可能性あり

◆ 大会内容(予定)

◎ 熊本地震被害における実情をも踏まえて,現在の建築基準法規定の問題点,殊に「4号特例」問題(構造計算,仕様規定内容,確認検査体制等)について検討する予定です。

◎ 建築紛争事件における協力建築士の関わり方と弁護士の役割

◎ 判例和解事例報告

 

◆ 懇親会

・場 所:金沢ニューグランドホテル

〒920-8688 金沢市南町4番1号 TEL:076-233-1311

・参加費:7,000円

 

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金沢大会への御案内

20161126日、27日に欠陥住宅全国ネット第41回大会が金沢市で開催されます。会場は、裁判所のお隣、この春落成したばかりの金沢弁護士会大ホールです。

 金沢のまちを2つの川・犀川と浅野川を流れます。文明発祥の古代メソポタミアのチグリス・ユーフラテス川を想起します。その中腹に金沢を見渡せる金沢城・加賀百万石の前田のお殿様の居城があり、広大な石垣群と建造群は今も威容を残しています。

織田信長によって能登1国を与えられていた藩祖・前田利家が1583年の賤ヶ岳の戦いの後に豊臣秀吉に降りて加賀2郡、さらに1585年、越中西3郡が与えられて前田家領の原型が形づくられました。今に受け継がれる多彩多様な文化も金沢の歴史と伝統と密接な関わりの中で育まれてきました。

 金沢は“弁当忘れても傘忘れるな”と言われるほど雨の日が多い…ということから金沢駅の玄関口には“おもてなしドーム”という立体トラスで組んだガラス張りの“大きな傘“がお迎えします。そこに造られた鼓の門(つづみのもん)は、巨大な集成材で組み上げられた鼓(つづみ)形の構造物です。歴史と伝統のあるまちに、新しさをしなやかに取り込んできた金沢の玄関口のシンボリックモニュメントになりつつあります。

 名勝・兼六園の足元には、まるで未来からやってきたような金沢21世紀美術館がすっかり景観に馴染んでいます。直径113mの白い円形の外壁の曲面ガラスが金沢の日常の風景を映し出します。内部も軽やかで右に行っても左に行ってもよい、老若男女が自由にそぞろ歩きして、たたずみ、くつろぐ…ことが出来ます。そこは、九谷焼、蒔絵、漆芸、加賀友禅などの伝統工芸品ではなく、コンテンポラリーアートの展示です。体験してわかる様々な新しさ…これで快く適度に感覚を刺激されます。そのあたりにも、金沢の多様性、奥深さ、包容力、柔軟性を垣間見ることが出来ると思っています。

 今一つ、弁当忘れても…心配ご無用です。豊かな自然に恵まれた山海の幸、特に大会の頃には、日本海から水揚げされたコウバコガニ、のどぐろ、甘エビ…が美味しいということです。日本海では雄のズワイガニと雌のセイコガニが命の受け継ぎをしています。そのセイコガニが金沢方面に横歩きしてコウバコガニになった?…というささやかな論争?は、さておき、舌鼓を打ちながら楽しく歓談して頂ければ幸いです。お帰りには、近江町市場で旬の新鮮な食材をお求めになられるのもグッドなお薦めコースです。

 北陸ネットは福井・石川・富山の3県で20148月に再出発しました。まだまだおぼつかない足取りではありますが、多数の皆様の御参加を心よりお待ち申し上げております。

事務局長 東畑愼治(建築士)

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